旅行

土曜日

16インチ～sの方々と北の方にお出掛けした。
当方の車にはゴン蔵さんご夫婦とsatoさんが同乗してくださり、途中迷いつつも、
車中楽しいひと時を過ごした。
一部私の下手な運転に閉口されてる模様で、只々謝るしかないが、、、(汗)

さて目的地、S氏邸
話には聞いていたが、凄いシステムであった。

ひたすら凄いシステムであった。

揃えて、あそこまでブラッシュアップされるには相当の時間と、労力と財力が掛かったと推測されるのだが同氏は、苦労ばなしなどほとんどされ無かった。

わたしなんぞ、俗世の人間なのでちょっとした機器を揃えるだけでも、
苦労ばなしをひたすらしゃべるが、
御仁は出来た方でそのような内容の質問に対しては笑って誤魔化された。

このスピーカは励磁式（フィールドスピーカー）で、スピーカーに入っている磁石が
電磁コイルになっており電球（ダンガー管）みたいなのが光っている機器より電気を与えて
磁石と同じ働きを与える。

出た音は長く大きいホーンの中を通り、出てくる。
驚くべきことに、ほとんどフルレンジに近い周波数帯が出るそうだ。

しかし、不足分が出るのでEVのツイーター、
そして、巨大ホーンの下にJBLのウーハーを、
さらにどこかのスーパーウーハーも使われている。

CDプレーヤーは、マランツの業務用CDプレーヤーと、拙宅と同じEMT 982

ターンテーブルはRCA と  日本電気音響株式会社 （現 DENON） の16インチターンテーブル。

アームも凄いものを取り揃えられていた。

この大きなホーンは元々映画館でこのように使われていたそうだ…。

まあ、まず一般家庭では置けませんね、

さて、音はというと、、、。

力強さも、美しさも、繊細さも、すべて織りまぜた、

いい音。

それが洪水のようにこっちに向かってくる。

小さいスピーカーだと、点から発せられる感覚だが、

音の塊が次々と来る。

なんと幸せな空間だろう。

ただ不思議だったのが、これだけ大きくても、リスニングポジションで音が変わった。

最近の機器よりそこはシビアだった。

まあ、機器の設計は超巨大空間での使用を目的にしているはずだから、

近距離になると、変わりやすいのかな？？

と勝手に解釈している。

あと、御仁の音楽、特にClassicに対する情熱も感じさせていただいた。

私も見習って、Jazzに対してそれくらい情熱を持ちたいものだ。

とにかく、我々を招待し、希少な機器で、貴重な音源を聞かせてくださった
S様には、ホント感謝感謝です。

さらにこの会の企画、準備等々をしてくださった、
会長（お仕事のご都合でお会いできず残念でした）、M支配人
ありがとうございました。